PS Vitaを売る前には、事前に初期化やバックアップを済ませておきましょう。高く売りたいのなら、本体をきれいにしたうえで付属品がそろっているか確認しておくと安心です。
今回はPS Vitaを売却する前にやるべきことと売却の注意点を紹介します。売却時に知っておきたい強制初期化のやり方や機器認証解除の必要性についてもみていきましょう。
【この記事で分かること】
・PS Vitaを売る前にやること
・PS Vitaの売却準備の方法と注意点
PS Vitaを売る前にやること
PS Vitaを売る前に以下の7つを実施しましょう。
- 動作確認をする
- バックアップを取る
- 機器認証の解除
- 初期化する
- PlayStation Plusの利用権の解約
- 本体の清掃
- 付属品がそろっているかチェック
それぞれ詳しく解説します。
動作確認をする
PS Vitaを売却する際は、必ず動作確認をしましょう。査定時に正しく動作しないと減額される可能性が高くなります。
PS Vitaの動作確認の方法は、以下の通りです。
- 電源が入るかどうか
- ゲームソフトの読み込みができるかどうか
- 問題なくゲームがプレイできるかどうか
万が一不具合があった場合は、売却する際に正直に伝えておくのもポイントです。査定時間が長くならず、適切に査定を受けられます。
バックアップを取る
別の本体でPS Vitaのゲームをプレイする場合は、バックアップが必要です。
バックアップ方法には、「パソコンまたはPS3を使用する方法」と「PlayStation Plusのオンラインストレージを利用する方法」の2種類があります。それぞれの方法は以下の通りです。
- パソコン、もしくはPS3とUSBケーブルでつなげる
- 「コンテンツ管理」を起動し、「コンテンツをコピーする」を選択
- 画面の指示に従い、バックアップを実行
- コンテンツ管理画面を開く: ホームメニューから「コンテンツ管理」を選択
- コピー機能を選択: 「コンテンツをコピーする」を選ぶ
- オンラインストレージを選択: コピー元またはコピー先として「オンラインストレージ」を選ぶ
- 「コピー」ボタンを選択して、コピーを開始
またトロフィーデータを保存したい場合は、以下を行うことでPlayStation Networkのサーバー上にデータが保存されます。
- PlayStation Networkにサインイン
- トロフィーを選択
- トロフィー情報をサーバーと同期
機器認証の解除
PS Vitaの機器認証の解除は、以下の手順で行います。
- [設定]→[はじめる]→[PlayStation Network]→[機器認証]の順で選択。
- [ゲーム][ビデオ / ミュージック]ともに機器認証の解除
機器認証を解除すれば、ゲーム機本体に紐づいたアカウント情報を削除でき、個人情報の流出を防げます。
また、PlayStation Storeで購入したコンテンツには、利用できるPlayStation機器の台数制限が存在します。この制限を超えると、ほかのPlayStation機器でコンテンツを利用できなくなるため、売却前に解除しておきましょう。
初期化する
初期化は、以下の手順で行いましょう。
- ホーム画面の「設定」から「初期化」を選択
- 「設定を初期化する」を選択
初期化しないと、本体の中に含まれるセーブデータやログイン情報、画像、ビデオといった情報が本体に残ってしまい、そのまま売ってしまうと情報流出につながります。
また、事前に初期化ができていないとジャンク品として買取価格が下がる原因にもなります。初期化は上記のようにホーム画面の設定から行います。
PlayStation Networkの解約
PlayStation Networkの有料サービスを利用している場合、売却前に解約しておきましょう。PSN自体は無料でも、有料のサブスクリプションを契約中であれば、売却後も料金が発生し続けてしまいます。
ただし、2025年現在PS Vita本体からはPlayStation Plusの新規加入やプラン変更ができません。
サブスクリプションの解約は、PCまたは現行ハードで行います。
- PlayStation公式サイト にアクセス
- サインインする(PSNアカウント)
- 右上のプロフィール →「サブスクリプション管理」
- 「PlayStation Plus」→「自動更新をオフにする」
現行ハードの解約方法は下記の記事で紹介しています。
本体の清掃
PS Vitaを少しでも高く売るためには、PS Vitaの本体を清掃してきれいな状態にしておきましょう。清掃をしっかりと行うことで減額を防げます。
清掃は基本的にはやわらかい布などで乾拭きすれば十分ですが、画面の汚れは液晶用ウェットティッシュなどで拭き取るとキズが付きにくくなります。
付属品がそろっているかチェック
PS Vitaを売る前に、以下の付属品がそろっているかもチェックしましょう。
- 製品の外箱
- USB接続用ケーブル
- ACアダプター
- 電源供給用コード
- 取扱説明書
これらのアイテムがそろっている状態で買取に出すと、査定額の減額を防げます。どれかが欠けていると減額につながるため、売却前にそろっているかを確認しておきましょう。
PS Vitaの売却準備の注意点
ここからはPS Vitaの売却準備を行う上で、重要な初期化とバックアップの注意点を紹介します。いずれも本体のデータに関係する工程なので、売る前に確認しておきましょう。
初期化の注意点
初期化処理中にPS Vita本体の電源を切ると、初期化が中断されPS Vita本体の故障の原因となります。
また、メモリーカードの初期化も必要です。初期化すると、メモリーカード内のデータはすべて消去され復元できません。バックアップが必要なら、初期化を事前に済ませておきましょう。
バックアップの注意点
PS Vitaのバックアップやデータ転送を行うには、「コンテンツ管理アシスタント(Content Manager Assistant, CMA)」のインストールが必要です(※PlayStation Plusによるクラウド保存を除く)。
CMAをインストールしないと、PCに接続してもVitaから「パソコンが見つかりません」と表示され、データ転送やバックアップができません。
CMAは以下のURLからダウンロード可能です。
https://cma.dl.playstation.net/cma/win/jp/index.html
また、トロフィーデータを残したい場合は、「PlayStation™Network」のサーバーに保存する必要があります。
PS Vitaの売却準備に関するよくある質問
ここでは、強制初期化のやり方や機器認証の解除が必要な理由など、PS Vitaの売却準備に関するよくある質問とその解答を紹介します。
強制初期化のやり方は?
機器認証がされていない場合、通常の方法では初期化できず、セーフモードでの強制初期化が必要です。強制初期化の方法は以下の通りです。
・1.PS Vita本体の電源を完全に切断する。
・2.「Rボタン(右)」と「PSボタン」と「電源ボタン」を同時に押下する。
・3.セーフモードの画面が表示される。
・4.セーフモードメニューから「4. PS Vitaを初期化する」を選択し、初期化を実行する。
なぜ機器認証の解除が必要なの?
次の利用者が自分のPlayStation NetworkアカウントをVITA本体に登録・利用するためには、事前に機器認証の解除が必要です。PS Vita本体には、1台につき1つのアカウントしか登録できないため、前の所有者の機器認証が残っていると新しい所有者の登録ができません。
たとえば、フリマアプリでPS Vitaを購入した人が、前の持ち主が機器認証を解除していなかった場合、新しいアカウントが使えずトラブルになるケースがあります。
セーフモードで初期化すれば認証解除は可能ですが、すべての人がその操作を知っているわけではないため、譲渡・売却前に元の所有者が認証を解除しておくとスムーズです。
PS Vitaを売るならゲーム買取ゲームワールドへ
PS Vitaを売る前には、動作確認やバックアップ、初期化などの作業を一通り済ませておきましょう。事前に準備を済ませておけば、個人情報の流出防止につながり、より高値で売却しやすくなります。
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