3DSを売る前にやることは？ソフトやSDカードの取り扱いも解説

3DSを売却する前には、必ず動作確認・バックアップ・初期化を行いましょう。特に初期化を済ませておかないと売却が難しく、個人情報の流出にもつながります。

あわせて本体をきれいにし付属品がそろっているか確認しておくと、査定の印象が良くなり買取価格がアップしやすくなります。

今回は、3DSを売る前の準備について解説します。注意点もあわせて参考にしてみてください。

【この記事で分かること】
・3DSを売る前にやること
・3DSの売却準備の方法と注意点

3DSを売る前にやること

3DSを売る前に行っておきたいことは下記の6つです。

• 動作確認をする
• バックアップを取る
• 初期化をする
• ニンテンドーネットワークIDの引っ越し
• 本体の清掃
• 付属品がそろっているか確認

それぞれの手順について詳しく見ていきましょう。

動作確認をする

3DSを売る前に、まず動作確認を行いましょう。電源が入らない、ゲームソフトが起動しないなど、何かしらの不具合が見られると、故障品として扱われ買取価格が大幅に減額される可能性があります。

そのため、3DSを売却する前は動作確認を行い状態を把握しておくと安心です。

万が一不具合があった場合そのまま査定に出すと、確認のために買取査定に時間がかかり、想定よりも金額が下がってしまう可能性があります。不具合を見つけたら、売却時に正直に伝えましょう。

バックアップを取る

3DSを売る前に、あらかじめバックアップを取っておくことも大切です。ニンテンドー3DSのSDカードにバックアップを作成しておけば、本体を売却しても必要なデータを残せます。

今後3DSで遊ぶ予定が無いなら、バックアップを取る必要はありませんが、新しい本体にデータを引き継いでプレイしたい場合は、バックアップを取っておきましょう。

バックアップを作成する方法は、下記のとおりです。

また、ソフトウェアを戻したい場合は、「ニンテンドーeショップ」から再びダウンロードするだけで、元の状態に戻せます。

なお、HOMEメニューからバックアップを作成する際は、以下の手順で行ってください。

1. バックアップしたいソフトウェアのアイコンをタッチ
2. 画面左下の矢印を選択し
3. 「セーブデータのバックアップ」をタッチ

初期化する

初期化も、3DSを売る前に必ず行うようにしましょう。初期化を行うと、本体に保存されたアカウント情報を削除できるため、情報流出や他者による不正利用を防げます。

さらに、初期化ができていないとジャンク品として買取価格が下がったり、買取不可になったりする可能性が高くなります。初期化の手順は下記のとおりです。

初期化が完了すると、ニンテンドーネットワークIDの登録が解除され、関連する利用記録も消去されます。

ただし、ニンテンドーネットワークIDが未登録の場合や利用者が未成年の場合は、初期化後も利用記録がデバイスに残ります。利用記録を完全に消去する際は、ニンテンドーeショップを開き、「設定・その他」から「ご利用記録の削除」を選択してください。

ニンテンドーネットワークIDの引っ越し

3DSを売る前に、ニンテンドーネットワークIDの引っ越しも済ませておきましょう。ニンテンドー3DS本体の初期化を行うと、本体に保存されているデータは消去されます。

別の3DSで使用する場合は、以下の手順で「ソフトとデータの引っ越し」を行ってください。

本体の清掃

3DS本体を掃除しておくと査定時の減額を防げます。

清掃は基本的に乾拭きで行います。メガネ拭きのような柔らかい布を使うと傷がつきにくくおすすめです。落ちにくい汚れは、ぬるま湯で湿らせ固く絞った布で優しく拭き取ると簡単に落とせます。

本体の溝に溜まった埃は、乾いた歯ブラシを使用し、充電端子の汚れには乾いた綿棒を使うと細かな汚れもきれいに落とせておすすめです。

付属品がそろっているかチェック

付属品のチェックも、3DSを売る前に行っておきましょう。購入時に同梱されている付属品が欠けていると、減額査定につながる恐れがあるからです。

3DSシリーズの付属品は、下記のように本体の種類によって異なります。

機種名	3DS	3DSLL	New3DS	New3DSLL
付属品	・専用タッチペン1本 ・SDカード1枚 ・ARカード6枚 ・ACアダプター1個 ・専用充電台 1個	・専用タッチペン1本 ・SDカード1枚 ・ARカード6枚	・きせかえプレート ・タッチペン1本 ・microSDHCメモリーカード （4GB）1個 ・ARカード 6枚	・タッチペン1本 ・microSDHCメモリーカード （4GB）1個 ・ARカード 6枚

上記以外の別売りの周辺機器があれば、まとめて売却すると査定額が上がる可能性があります。持っているなら同時に査定を依頼しましょう。

3DSの売却準備の注意点

ここでは売却準備で重要な「初期化」と「バックアップ」に関する注意点を紹介します。

初期化の注意点

3DSの初期化にはネット接続や保護者制限の解除が必要です。また、初期化しても残るデータがあるのであわせてチェックしておきましょう。

初期化にはネット接続や保護者制限の解除が必要

3DSの初期化の際は、ネット接続や保護者制限の解除が必要になります。3DSはニンテンドーネットワークIDを登録しているからです。

また保護者制限がかかっている場合は、初期化ができない設定になっているため解除する必要があります。その場合は、ホーム画面の本体設定にアクセスし、暗証番号や秘密の質問を入力すると解除できます。

初期化しても残るデータがある

3DSを初期化しても、SDカードに保存されている写真や音声データは、削除されずに本体に残ります。これらのデータを削除したい場合は、3DSのカメラモードで削除するか、SDカードをパソコンに接続して手動で削除する必要があります。

また、ニンテンドーネットワークIDやニンテンドーeショップで購入したダウンロード版ソフトの情報も初期化で消えません。ニンテンドーネットワークIDを削除する際は、本体の設定「ニンテンドーネットワークIDの消去」を選択してください。

バックアップの注意点

3DSの空き容量が不足していると正しくバックアップできません。そのため、バックアップを取る際は容量に余裕を持った状態にする必要があります。

また、バックアップしたセーブデータを復元する際、新しい本体にセーブデータが残っているとそのまま上書きされてしまいます。

復元する場合は、現在のセーブデータが上書きされても問題がないか、確認しておきましょう。

3DSの売却準備に関するよくある質問

ここでは、3DSの売却準備を進める中で寄せられる質問とその対処法を紹介します。

初期化のパスワードを忘れた場合どうすればいい？

暗証番号や秘密の質問を思い出せない場合は、任天堂のテクニカルサポートセンターへ電話で問い合わせる必要があります。
その際には、事前にマスターキーの発行手続きを行いましょう。
問い合わせの手順は次のとおりです。

1. 「本体設定」を開く
2. 「その他の設定」内の「日付と時刻」を選び、現在の時刻と一致しているか確認（ずれていれば修正）
3. 「保護者による使用制限」を選択
4. 「暗証番号を忘れた方はこちら」をタップ
5. お問い合せ画面が表示されたら任天堂テクニカルサポートセンターへ電話をかける

SDカードのデータが消せない場合はどうすればいい？

3DS本体を初期化しても、SDカード内に保存されている写真や音声などのデータは消去されません。

3DSのカメラモードやパソコンを使ってデータを削除することができますが、SDカードのデータが消せない場合は、「SDカードを取り外した状態で売却する」方法もあります。

ご利用記録の削除方法は？

ニンテンドーeショップのメニュー内「設定・その他」の「ご利用記録の削除」から消去可能です。その際は、3DS本体裏面に記載された製造番号の入力が求められるため、事前に控えてしておきましょう。

3DSを売るならゲーム買取ゲームワールドにお任せ

3DSを売却する際は、残しておきたい必要なデータのバックアップを取ってから初期化しましょう。初期化しないと情報流出につながり、アカウント情報やセーブデータなどを、他者によって不正利用される可能性が高くなります。

初期化までできたら、3DS本体の清掃や付属品がそろっているか確認しておくのもポイントです。

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