プレステの歴史を徹底解説!初代から最新ハードまで全紹介

プレイステーション(プレステ)は、ソニー・コンピュータエンタテインメント(現在のソニー・インタラクティブエンタテインメント)が開発・販売している家庭用ゲーム機です。

1994年にPlay Stationが発売されて以来、革新的な技術とゲーム体験を提供し続けてきました。

この記事では、プレステの歴史を初代から最新機種まで詳しく解説します。各プレステの特徴や代表的なゲームタイトルを振り返ってみましょう。

【この記事で分かること】
・プレステの歴史
・各プレステの特徴
・プレステの代表的なゲームソフト

目次

プレステ(プレイステーション)の歴史

歴代のプレステについて、発売日や売り上げ台数、代表的なゲームソフトを一覧で紹介します。

名称発売日発売当初の価格累計売上台数主なゲームタイトル
Play Station1994年12月3日39,800円1億200万台以上ファイナルファンタジーVII
バイオハザード
グランツーリスモ 
Play
Station 2
2000年3月4日39,800円1億6,000万台以上ドラゴンクエストVIII
キングダムハーツ
メタルギアソリッド3
Play Station Portable2004年12月11日19,800円8,000万台以上モンスターハンター ポータブル 2nd G
クライシス コア ファイナルファンタジーVII
メタルギア ソリッド ピースウォーカー
Play Station32006年11月11日49,980円8,700万台以上グランド・セフト・オートV
The Last of Us
アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝
Play Station Vita2011年12月17日24,980円1,600万台以上ペルソナ4 ザ・ゴールデン
GRAVITY DAZE
アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり
Play Station42014年2月22日39,980円1億1,700万台以上Marvel’s Spider-Man
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
Horizon Zero Dawn
Play Station VR2016年10月13日44,980円500万台以上ASTRO BOT: RESCUE MISSION
ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN
Beat Saber
Play Station52020年11月12日49,980円7,490万台以上ELDEN RING
Demon’s Souls
ファイナルファンタジーVII リバース
Play Station VR22023年2月22日74,980円60万台以上Horizon Call of the Mountain
バイオハザード ヴィレッジ VRモード
グランツーリスモ7 VRモード

各プレステの特徴や詳細をそれぞれ見ていきましょう。

PlayStation|1994年

Evan-Amos – File:PlayStation-SCPH-1000-with-Controller.jpg, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=54137244による

プレステは1994年12月3日に、当時のソニー・コンピュータエンタテインメントから発売された家庭用ゲーム機です。

当時のゲーム業界は任天堂とセガの二強の時代であり、ソニーはゲーム業界においては後発でした。しかし、大容量のCD-ROMと32bit CPUを採用することで高品質な3D描写を実現。それまで再現が難しかったアーケードゲームの移植や独占タイトルも多く、ゲームファンを中心に支持を集めました。

PlayStation2|2000年

Evan-Amos – 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=50732853による

PS2は全世界で1億6,000万台以上の販売台数を記録する最も売れたゲーム機の一つです。売り上げを牽引したのは、当時最先端であったDVD再生機能があげられます。

当時は記録メディアとしてDVDが普及し始めた時代で、DVDプレーヤーも高価でした。そんななかPS2は、ゲーム機としての機能を持ちながら安価なDVD再生機としても注目された背景があります。

また、映画「マトリックス」のブームも手伝い、普段ゲームをしない層がDVD再生目的でPS2を購入するケースも多くありました。

大容量をもつDVDの採用は、ゲームクオリティの向上にも貢献しています。特に美しいCG描写によるムービーは、多くのゲーマーを魅了しました。

PlayStation Portable|2004年

Psp-1000.jpg: Evan-Amosderivative work: Alphathon™ (talk) – Psp-1000.jpg, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=11423084による

PSPはコンパクトでありながら、PlayStation 2に匹敵する高性能なグラフィックを兼ね備えた携帯ゲーム機です。無線LANを搭載し、インターネット接続やオンライン対戦も可能です。

当時の携帯ゲーム機としては大型の4.3インチの高精細液晶ディスプレイを搭載し、美しい画面でゲームを楽しめます。 また、UMD(ユニバーサル・メディア・ディスク)と呼ばれる独自の光ディスクを採用しているのも特徴です。

動画や音楽の再生も可能なため、マルチメディア機器としても人気を博しました。

PlayStation3|2006年

Evan-Amos – 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=11349486による

PS3は次世代のゲーム体験を提供するために開発されたPlayStation 2(PS2)の後継機です。当時の最新技術を結集し、Blu-rayディスクドライブやCell Broadband Engine、RSXといった高性能なハードウェアを搭載しています。

オンラインサービスにも対応しており、通信対戦やコンテンツのダウンロード、コミュニケーション機能が可能な世界中とつながるハードとなっています。Blu-rayやCDの再生、インターネットブラウジングなど、ゲーム以外のコンテンツが充実しているのも特徴です。

一方、初期のPS3は高性能を追求した結果、競合ハードと比べて高価で生産体制も安定しなかったことなどが理由で、発売当初は普及に苦戦したハードでもあります。

PlayStation VIta|2011年

Evan-Amos – 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=45662069による

PlayStation Vitaは、PSPの後継機として開発された次世代の携帯ゲーム機です。コンパクトな本体には当時としては最先端だった有機ELディスプレイを搭載。PSPの約4倍の画素数を誇り、据え置き型ハードにも迫る美しいグラフィックが特徴でした。

また、前面のタッチスクリーンに加え、背面にもタッチパッドを備えており、より直感的な操作が可能です。

メインメモリは512MB、VRAMは128MBを搭載し、携帯ゲーム機としては異例の高スペックを実現。さらにPlayStation 4とのリモートプレイも可能でした。

しかし、スマートフォンの普及などにより想定よりも販売台数が伸びず、2019年3月に出荷を終了。ソニーはPSPから14年にわたって展開してきた携帯ゲーム機市場から撤退することになります。

PlayStation4|2014年

Evan-Amos – Media:PS4-Console-wDS4.jpg, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=37808618による

PS4は、ソーシャルメディアやオンラインストリーミングの台頭という、時代の変化への対応を目標に開発されたPS3の後継機です。高度な技術による開発の複雑化、コスト増加といったPS3の反省を踏まえ、より多くのゲームメーカーが参入しやすいハードに仕上がっています。

例えば、AMD社のAPU(CPUとGPUを統合したもの)を採用したことで、ゲーム機でありながらPCに近い構成となりました。その結果、ゲームソフトの開発の効率化につながり、マルチプラットフォームの展開がしやすくなりました。

また、コントローラーは歴代のプレイステーションを踏襲したデザインですが、新たに「SHARE」ボタンを搭載。スクリーンショットやプレイ動画を記録し、SNS投稿や動画サイトで配信する機能も実装しています。

PlayStation VR|2016年

Evan-Amos – 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=70579733による

2010年代になると、Oculus RiftやHTC Viveなど、PC向けのVRヘッドマウントディスプレイが登場し、よりVR技術への関心が高まりました。

PlayStation VRはそんなタイミングで発売されたソニーのVRゲーム機器です。PlayStation 4の高い普及率を背景に、周辺機器として家庭用ゲーム機で手軽にVR体験ができるのが強みでした。

煩雑になりがちなケーブル接続を番号や記号で分かりやすくし、クイックスタートガイドも付属するなど、初めてVR機器で遊ぶ人にもユーザーフレンドリーな設計がなされているのも特徴です。本体も人間工学に基づいた設計で、長時間遊んでも疲れにくい装着感となっていました。

さらに、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)をはじめ、多くのゲームメーカーが専用コンテンツを開発したことで、バラエティ豊かなVR体験が楽しめる機器となっています。体験中のゲーム画面をテレビに表示させ、ほかの人も体験を共有できる仕様なのもポイントです。

PlayStation5|2020年

Howardcorn33 – 投稿者自身による著作物, CC0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=133893528による

PS5は、PS4の全スペックを上回る性能を実現した最新のゲームハードです。ハイエンドゲーミングPCやスマートフォンゲームに対抗できるエンタメ性や性能を有しつつ、Netflix、YouTubeのようなストリーミングサービスも楽しめる仕様を備えながら、より手軽な価格を実現しています。

グラフィック性能は約5倍に向上し、レイトレーシングに対応したことで光の陰影といったよりリアルな表現も得意としています。さらにSSD採用によりロード時間も短縮され、よりストレスフリーなゲームプレイを提供。3Dオーディオ対応による高い没入感も特徴です。

PlayStation VR2|2023年

C.Suthorn / cc-by-sa-4.0 / commons.wikimedia.org(帰属表示には、著者、ライセンス、画像ファイルの3つの必要なリンクがあることに注意してください。), CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=142948829による

PS VR2はVR技術の進化と、より高品質なVR体験への需要の高まりを背景に開発されたPlayStation 5用のVRデバイスです。簡単なセットアップで、ケーブル1本で簡単にPS5に接続できます。

左右の目にそれぞれ異なる映像を表示するVR技術の特性上、高度な映像処理能力が求められますが、PS VR2は技術の進歩により、リアルで美しい映像と酔いの軽減を両立しています。

各時代のプレステの歴史を振り返ろう

プレステの歴史は初代プレイステーションから始まり、DVD再生機能が普及を後押ししたPS2、携帯ゲーム機のPSP、最新技術を取り入れたPS VR2と現在まで続いています。

今回紹介したプレステの中には最新のPS5をはじめ、市場でも人気のある機種が多くあります。遊ばなくなったプレステを処分したい方や新しいプレステに買い換えたい方は、売却するのも方法です。

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