PS4を売る前にすることは?売却準備の注意点も紹介

PS4の売却を考えているなら、必ず初期化やバックアップを済ませておきましょう。そのまま売ってしまうと本体のデータが残っているため、個人情報の流出につながります。また、動作確認や付属品が残っているか確認しておくこともポイントです。

今回はPS4を売る前にやるべきことをまとめました。PS4やPS4Proの売却を考えているなら、注意点とあわせて確認してみてください。

【この記事で分かること】

  • PS4を売る前にやるべきこと
  • PS4を売る前の注意点
目次

PS4を売る前にすること

  PS4を売却する前に行っておきたい作業は、主に以下の6つです。 

  1. 動作確認をする
  2. バックアップを取る
  3. 機器認証の解除
  4. 初期化
  5. PlayStation Plusの利用権の解約・アカウントの削除
  6. 本体の清掃
  7. 付属品がそろっているかチェック

それぞれの作業について、詳しく解説します。

1.動作確認をする

はじめに、自分で動作確認を行いましょう。万が一不具合が見つかった場合は、査定を依頼する際に、不具合の内容を正確に伝えてください。査定に出してから不具合が見つかると、結果が出るまでに時間がかかる可能性があります。確認する際のポイントは次のとおりです。

動作確認のポイント
  • 電源のON/OFFができるか
  • ゲームソフトが読み込めるか
  • コントローラーが問題なく動作するか
  • 電源ケーブルやHDMIケーブルに接触不良が無いか

動作確認の際には、実際にゲームをプレイしてみると、本体だけでなく周辺機器の状態も同時にチェックできて効率的です。

2.バックアップを取る

PS4、もしくは後継機のPS5で今後遊ぶ予定がないのならば、バックアップを取る必要はありません。しかし、新しいPS4やPS5にデータを引き継いでプレイを続けたい場合は、売却前にバックアップが必要です。

PS4のバックアップ方法には大きく分けて2通りあります。

  • 外部ストレージ機器でバックアップする
  • PS Plusオンラインストレージでバックアップする

外部ストレージ機器でバックアップする

外部ストレージ機器を使ったバックアップの手順は次のとおりです。

バックアップの手順
  • PS4に外部ストレージ機器を接続する
  • ホーム画面の「設定」から「システム」→「バックアップ/復元」→「バックアップ」を選択
  • バックアップしたいデータを選び「次へ」を押す
  • 「バックアップする」を選択して「OK」を選ぶ

外部ストレージにバックアップする際は、容量不足にならないように最低でもPS4本体の2倍の容量を持つUSBドライブが必要です。また、USBドライブはFAT32かexFAT形式でフォーマットしておく必要があります。

外付けドライブの容量が足りない場合は、アプリケーションデータを除いて必要なデータだけバックアップを取る方法もあります。

PS Plusオンラインストレージでバックアップする

PlayStation Plus(PS Plus)に加入している場合は、オンラインストレージを使ってバックアップを取ることが可能です。手順は次のとおりです。

バックアップの手順
  1. PS4本体でバックアップを行いたいユーザーを選択
  2. ホーム画面から[設定] → [アプリケーションセーブデータ管理] → [本体ストレージのセーブデータ] → [オンラインストレージにアップロードする]へ移動
  3. バックアップしたいゲームを選択
  4. アップロードするファイルを選ぶ
  5. [アップロード] を選択し、クラウドストレージにファイルを上書き

また、PS Plusのオンラインストレージは、設定次第で自動バックアップも可能です。自動バックアップを有効化する手順は以下の通りです。

自動バックアップの手順
  • ホーム画面から[設定] → [省電力設定] → [スタンバイモード中の機能を設定する]に移動
  • [インターネットに接続したままにする] の隣にあるチェックボックスを選択
  • 再び [設定] に戻り、[アプリケーションセーブデータ管理] → [自動アップロード]に移動
  • [自動アップロードを有効にする] の隣にあるチェックボックスを選択

3.機器認証の解除

ユーザー認証を解除することで、ゲーム機に紐づいたアカウント情報を削除し、個人情報の流出を防げます。 手順は次のとおりです。

ユーザー認証の解除手順
  • ホーム画面から[設定] → [アカウント管理] → [いつも使うPS4として登録する]へ移動
  • [登録解除する] を選択確認画面で [はい] を選択

機器認証の解除は、後述するフルフォーマットを行えば自動的に実施されます。しかし、アカウント情報が残ることを不安視するのであれば、初期化の前に手動で機器認証を解除しておくと、より安心できるでしょう。

4.初期化

PS4の初期化を行わないと、本体内のセーブデータやログイン情報、画像、動画などの情報が残ってしまい、個人情報が流出するリスクがあります。また、初期化が済んでいないPS4は、ジャンク品扱いとなって買取価格が下がる原因にもなります

PS4の初期化には、「クイックフォーマット」と「フルフォーマット」の2種類があります。それぞれの違いは下記の通りです。

クイックフォーマット
本体ストレージのデータを簡易的に削除します

フルフォーマット
本体ストレージのデータを完全に削除します

クイックフォーマットで初期化を行うと数分で済みますが、完全にデータ消去されるわけではありません。そのため、PS4を手放すならフルフォーマットで初期化する必要があります

フルフォーマットの手順は次のとおりです。

フル初期化の手順
  • ホーム画面から[設定] → [初期化] → [PS4を初期化する]に移動
  • 初期化方法を[フル]で選択

5.PlayStation Plusの利用権の解約・アカウントの削除

サブスクリプションサービスであるPlayStation Plus(PS Plus)は、PS4を初期化しても自動的に解約されません。

今後PS Plusを利用する予定がないなら、追加課金を避けるためにも解約手続きが必要です。解約の手順は次のとおりです。

利用権の解約手順
  • PlayStation公式サイトにアクセスしサインインサインイン後、画面右上の「アカウント管理」を選択
  • 左側のメニューから「サブスクリプション」を選択
  • 解約したいサブスクリプションの「サブスクリプションの設定」を選択
  • 「キャンセル」を選択し、画面の指示に従って解約手続きを行う
引用:サインイン | Sony

PS Plusの解約はブラウザから行えます。しかし、オンラインストレージを使ってバックアップを取得している場合は、PS Plusを解約すると、バックアップデータの保存先であるオンラインストレージが使えなくなります。

オンラインストレージにバックアップがある場合は、新しい本体にデータを移行し終わってから解約しましょう。

なお、PS Plusを解約してもPlayStation Networkのアカウント自体は削除されません。アカウントごと完全に消去したい場合は、公式サイトのチャットに問い合わせる必要があります。

6.本体の清掃

本体の状態が良ければ、それだけ査定額もアップしやすくなります

例えば、本体表面の汚れが気になるなら、乾いた柔らかい布で拭いて綺麗にするだけでも、買取価格の向上につながります。

また、排気口に汚れがたまっている場合は、無理に拭き取らず掃除機で吸い取ると、内部に汚れが入り込むことなくほこりを取り除けます。

ただし、水拭きは故障や端子の接触不良を招く恐れがあるため、不安な方は乾拭き程度に留めておくと安心です。

7.付属品がそろっているかチェック

付属品がそろっていた方が、買取金額の下落を防げます。PS4の付属品は本体の品番によって異なりますが、基本的には上記のアイテムが付属しています。

PS4の付属品
  • PS4本体
  • コントローラー
  • ヘッドセット
  • 電源コード
  • USBケーブル
  • HDMIケーブル

これ以外にも、パッケージや説明書が残っていると高額買取につながります。あわせて確認してみましょう。

PS4の売却準備の注意点

ここまで、PS4を売却する際にするべきことを紹介してきましたが、そのなかでもバックアップと初期化は、個人情報を扱うため、特に注意が必要な工程です。具体的な注意点について、それぞれ解説します。

バックアップの注意点

バックアップを取る作業は、データ量が多いと処理時間がかかるため、できるだけ余裕を持って行うことが推奨されます。少なくとも、売却の前日までには済ませておきましょう。

また、外付けのUSBストレージを使う場合と、PS Plusのオンラインストレージを使う方法では、バックアップできる内容が異なります。具体的には、PS Plusのオンラインストレージだと、セーブデータのみのバックアップになるため、画像データなどを保存できません。

画像データまで含めた完全なバックアップが必要なら、外付けストレージを用いた方法を選びましょう

初期化の注意点

PS4の初期化には「クイックフォーマット(クイック)」と「フルフォーマット(フル)」の2種類がありますが、売却する際には「フル」を選択しましょう。

「クイック」は簡易的な初期化になるため、個人情報流出のリスクが残ります。「フル」であれば、内蔵HDDのデータを完全に削除できるため、情報流出の心配がありません

ただし、「フル」で初期化を行う場合、データ量によっては数時間かかることがあります。バックアップと同じく余裕を持って行うようにしましょう。こちらも売却の前日までに済ませておけば安心です。

PS4を売る前に必ず初期化しよう

PS4を売却する前は、バックアップや初期化を適切に行ない、個人情報の流出を防ぎましょう。また、スムーズな査定のために動作確認も行っておくと安心です。

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