歴代のゲーム機は?各社ゲーム機の名前を一覧にして紹介

ゲーム機の歴史は、1970年代後半から始まり、現在に至るまで目覚ましい進化を遂げてきました。家庭用ゲーム機は、任天堂、ソニー、セガ、マイクロソフトなどの大手メーカーから数多くの機種がリリースされ、それぞれが独自の特徴を持っています。

この記事では、各社の歴代のゲーム機を発売順に紹介します。代表的なゲーム機の発売年や特徴をぜひ振り返ってみましょう。

【この記事で分かること】

  • 歴代ゲーム機の発売年数がわかる
  • 各社の代表的なゲーム機がわかる
  • 時代とともに変化するゲーム機の全貌がわかる
目次

ゲーム機の歴史の全貌|歴代ゲーム機の紹介

歴代のゲームについて、名称と発売年を一覧で紹介します。

【任天堂ゲーム機】

ゲーム機名称発売年
カラーテレビゲーム1977年
ゲーム&ウオッチ1980年
ファミリーコンピュータ1983年
ゲームボーイ1989年
スーパーファミコン1990年
NINTENDO641996年
ゲームボーイアドバンス2001年
ニンテンドーゲームキューブ2001年
ニンテンドーDS2004年
Wii2006年
ニンテンドー3DS2011年
Wii U2012年
Nintendo Switch2017年

【SONYゲーム機】

ゲーム機名称発売年
PlayStation1994年
PlayStation 22000年
PlayStation Portable2004年
PlayStation 32006年
PlayStation Vita2011年
PlayStation 42014年
PlayStation 52020年

【SEGAゲーム機】

ゲーム機名称発売年
SG-10001983年
セガ・マークIII1985年
セガ・マスターシステム1987年
メガドライブ1988年
ゲームギア1990年
セガサターン1994年
ドリームキャスト1998年

【Microsoftゲーム機】

ゲーム機名称発売年
Xbox2002年
Xbox 3602005年
Xbox One2014年
Xbox Series X2020年

1889年に会社を創業した任天堂は、もともとは花札やトランプといったアナログゲームを展開していました。しかし、時代の移り変わりとともに、電子型のゲーム機の開発に踏み込んでいきます。

中でも、1983年に発売された「ファミリーコンピュータ」(通称ファミコン)は、任天堂にとって大きな転機となりました。特に1985年に発売されたファミリーコンピュータ用ゲームソフトの『スーパーマリオブラザーズ』が世界的な大ヒットを記録し、ゲーム業界を激震させました。

その後、SEGAは1983年にSG-1000を発売。SONYからは1994年に初代プレイステーションが発売され、今日まで多くのファンを魅了し続けています。さらに、Microsoftからは2002年に初代Xboxが日本国内で発売されるなど、日本・世界の各社がさまざまな家庭用ゲーム機を発売するようになりました。

歴代の任天堂ゲーム機の名称一覧

任天堂は、独創的なアイデアと革新的な技術で常にゲーム業界をリードしてきた企業です。ファミリーコンピュータやゲームボーイ、Wii、Nintendo Switchなど、多くの人に親しまれている数々の機種を世に送り出してきました。ここでは、そんな任天堂の歴代ゲーム機を一覧で紹介します。

カラーテレビゲーム(1977年)

カラーテレビゲーム
Greg Dunlap (HeyRocker)derivative work: MagentaGreenhttps://www.flickr.com/photos/74785688@N00/2736711205/, CC 表示 2.0, リンクによる

任天堂が家庭用ゲーム機市場に参入した記念すべき第一号機がカラーテレビゲームシリーズです。本機は元々システックと三菱電機が共同開発していたものでしたが、システックが倒産したため、三菱電機が任天堂に企画を持ち込み、改良を加えて発売に至りました。家庭用テレビゲーム機として、カラーテレビゲーム15、カラーテレビゲーム6(廉価版)などを発売しています。

ゲーム&ウオッチ(​​1980年)

ゲーム&ウオッチ

1980年に発売されたのが、携帯型ゲーム機のゲーム&ウオッチです。本体内のROMの中にゲームソフトが書き込まれており、1つのハードにつき1つのソフトが収録されています。シンプルながら熱中できるゲーム性で人気を博しました。

ファミリーコンピュータ(1983年)

ファミリーコンピュータ

1983年に家庭用テレビゲーム機のファミリーコンピュータ(通称ファミコン)が発売されました。アーケードゲームで人気だったドンキーコングを家庭でも遊べるようにと開発した結果、製品化に至ったのです。多彩なゲームソフトを楽しめる拡張性の高さが特徴でした。

ゲームボーイ(1989

ゲームボーイ

1989年に携帯型ゲーム機のゲームボーイが発売されました。ロムカセットの入れ替えにより好きなゲームで遊べる自由度の高さが魅力でした。モノクロ液晶画面を採用し、電池駆動でどこでもプレイできる手軽さから大ヒットを記録しています。

スーパーファミコン(1990)

スーパーファミコン

1990年に発売されたのが、家庭用テレビゲーム機のスーパーファミコンです。ファミリーコンピュータの後継機として開発され、8ビットCPUから16ビットCPUへと大きな進化を遂げました。高解像度グラフィックや優れたサウンド性能が売りでした。

NINTENDO64(1996年)

Nintendo64

1996年に家庭用テレビゲーム機のNINTENDO64が発売されました。任天堂の歴史で初となる本格的な3Dゲームに対応したことから、当時は次世代機と呼ばれていました。独自規格の64ビットCPUやメモリー拡張機能、アナログスティックコントローラを搭載していたのが特徴です。

ゲームボーイアドバンス(2001)

ゲームボーイアドバンス

2001年に携帯型ゲーム機のゲームボーイアドバンスが発売されました。高性能であるだけでなく、横型という点も注目を集めた理由の一つです。カラー液晶を採用し、スーパーファミコンに匹敵する表現力を実現しています。

ニンテンドーゲームキューブ(2001)

ニンテンドーゲームキューブ

2001年に発売されたのが、家庭用テレビゲーム機のニンテンドーゲームキューブです。任天堂初の光ディスク対応機として誕生。直径8cmのディスクを採用するコンパクトさがありながら、パワフルなスペックを誇りました。ゲームキューブ独自のIPを多数創出する一方、マリオやゼルダの新作で人気を博しました。

ニンテンドーDS(2004)

ニンテンドーDS

2004年に携帯型ゲーム機のニンテンドーDSが発売されました。折りたたみ式の本体を開くと、片面にゲームの映像が表示され、もう片面のタッチスクリーンで操作を行う仕様です。専用のタッチペンや音声で操作するなど、今までにない画期的な要素を取り込んだ近未来的なゲーム機として注目されました。マイクやワイヤレス通信機能なども搭載しています。

Wii(2006)

Wii

2006年には、家庭用テレビゲーム機のWiiが発売。直感的に操作できるコントローラが話題を呼び、ゲームの楽しみ方に革新をもたらしました。Wiiシリーズでは、さらなる新規ユーザーやライトユーザーの取り込みとして、家族みんなで遊べるソフトが続々と登場しました。

ニンテンドー3DS(2006)

ニンテンドー3DS

2011年に携帯型ゲーム機のニンテンドー3DSが発売されました。3Dメガネ不要で立体映像の視聴ができた数少ないハードの1つです。3DS専用のソフトで遊べるほか、従来のDSのソフトにも対応できる後方互換性を備えていました。

Wii U(2012)

Takimata (edited by:Tokyoship) – File:Wii U Console and Gamepad.jpg, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=23214469による

2012年に発売されたのが、家庭用テレビゲーム機のWii Uです。本体は据置型でありながら、DSのような液晶ディスプレイも搭載したコントローラ「Wii U GamePad」が特徴的でした。タッチ操作やジャイロセンサー、カメラなどを活用した新しい遊びを提案しました。

Nintendo Switch(2017)

Nintendo Switch

2017年に、持ち運べる家庭用テレビゲーム機のNintendo Switchが発売されました。「いつでも、どこでも、誰とでも」というキャッチコピーの通り、家庭用据置型ゲーム機とポータブルゲーム機が一台になっている画期的なハードです。ドックから外せば携帯モードでプレイできるのが最大の特徴でした。

歴代のSONYゲーム機の名称一覧

ソニーは先行する任天堂やセガに対抗すべく、1994年から家庭用ゲーム機市場に参入しました。3DCGや光ディスクメディアの採用など、常に先進的な技術を搭載したハードを投入し、瞬く間にシェアを拡大。今や世界を代表するゲームブランドに成長しています。

PlayStation(1994)

Evan-Amos – File:PlayStation-SCPH-1000-with-Controller.jpg, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=54137244による

初代PlayStationは、1994年に日本で発売が開始されました。32ビット機である初代モデルは3DCGに対応し、当時としては画期的な美しいポリゴン映像を実現したことで注目を浴びました。CDメディアを採用したことで大容量のゲームソフトが可能となり、ゲームの表現力が飛躍的に進化を遂げます。

PlayStation 2(2000)

Evan-Amos – 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=50732853による

2000年にPlayStation2が日本で発売されました。当時、高性能で話題だったアーケードゲームにも引けを取らないグラフィック映像で、最先端のスペックを有していた点が特徴です。DVD-ROMドライブを搭載し、ゲーム機でありながらDVDビデオの再生もできる画期的なマルチメディアマシンでもありました。

PlayStation Portable(2004)

2004年に携帯型ゲーム機のPSP(プレイステーション・ポータブル)が日本で発売されました。コンパクトながらPS2と同レベルのグラフィック性能があり、マルチメディア視聴機能やインターネット通信なども搭載した先進的なデバイスです。UMDという専用メディアを使用していました。

PlayStation 3(2006)

Evan-Amos – 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=11346934による

2006年に日本などで発売されたのが、PlayStation3です。Cell Broadband Engine(セルブロードバンドエンジン)やHDMI、7.1chサラウンド、高精細解像度対応など、当時の映像技術の粋を集めたスペックを誇りました。Blu-ray Discにも対応し、ゲーム機の枠を超えたエンターテインメント性を実現しました。

PlayStation Vita(2011)

PlayStation Vita

2011年にPlayStation Vitaが日本などで発売されました。クアッドコアのCPU/GPUに搭載された合計640MBのメモリというのは、当時の携帯型ゲーム機で比較するとかなりのハイスペックです。有機ELディスプレイや背面のマルチタッチパッド、モーションセンサー、3Gモデルなど先進機能が満載でした。

PlayStation 4(2014)

Evan-Amos – Media:PS4-Console-wDS4.jpg, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=37808618による

2014年に日本で発売されたのが、PlayStation4です。PS3から進化を遂げ、バックグラウンドで自動ダウンロード・インストールができたり、シェア機能としてプレイ動画を共有できたりと、多様な機能を備えたことで人気を博しました。没入感の高い体験を提供するPlayStation VRにも対応し、VRゲームも楽しめるようになっています。

PlayStation 5(2020)

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2020年にPlayStation5が日本などで発売されました。CPUやGPU、メモリをはじめとしたハードのスペックはPS4の何倍にも上るとされており、上質な映像美はもちろん、課題となっていたロード時間も大幅に短縮。ハプティックフィードバックを備えたコントローラも新鮮です。

歴代のSEGAゲーム機の名称一覧

アーケードゲームのハードウェアを供給していたSEGAは、1983年に初の家庭用ゲーム機を発表。斬新なデザインや先進技術の採用、アーケードで人気のIPを投入するなどの魅力がありました。

SG-1000(1983)

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セガが初めてリリースした家庭用ゲーム機で、パソコンではなくゲーム機としての機能に特化しています。8ビットのCPUを積んでおり、当時のパソコンMSXと同スペックレベルでした。ゲームは専用カートリッジのほかに、ツクダオリジナルのオセロマルチビジョン用カートリッジでも遊べました。

セガ・マークⅢ(1985)

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マイカードマークⅢやゴールドカートリッジだけでなく、SC/SGシリーズのソフトでも遊ぶことができる互換性を備えていました。無線でテレビとセガ・マークⅢをつなぐ「テレコンパック」や、タブレットとペンでテレビ画面に絵が描ける「テレビおえかき」など、ユニークな周辺機器も魅力でした。

セガ・マスターシステム(1987)

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セガ・マークⅢにFMサウンドユニット、ラピッドファイア(連射装置)、3-Dグラスアダプタを搭載したバージョンアップ版です。ゲームセンターと同じレベルのサウンドが楽しめるようになったほか、セガ・マークⅢ用のソフトがそのまま使えるのも便利でした。

メガドライブ(1988)

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他社に先駆けて16ビットCPUを搭載し、一時期は北米シェアで1位を獲得するなど、セガのハード史上最も普及した家庭用ゲーム機です。当時のライバルであったファミコンやPCエンジンを圧倒するスペックと、アーケードに匹敵するゲーム品質が人気の理由でした。

ゲームギア(1990)

ゲームギア

カラー表示可能な携帯用ゲーム機として登場。携帯型テレビとしても使用できるTVチューナーパックに対応しているのが特徴です。バッテリーパックやカーアダプタなど、屋外使用に便利なアクセサリーも充実していました。

セガサターン(1994)

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従来の家庭用ゲーム機を大きく上回る、32ビットCPU仕様のマルチメディアマシンです。6番目の家庭用テレビゲーム機として開発されたため、太陽系第6惑星(土星)から名付けられました。フルカラーの同時発色とポリゴンによる豊かな画面を実現しています。

ドリームキャスト(1998)

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本格的なオンラインコミュニケーション機能を有する、業界初の家庭用ゲーム機。オンラインゲームだけでなく、ブラウジングやチャットが可能です。2001年に製造中止とハード事業からの撤退が決定したため、セガとして最後の家庭用ゲーム機とされています。

歴代のMicrosoftゲーム機の名称一覧

パソコン用OSで世界的なシェアを誇るマイクロソフトは、2002年に家庭用ゲーム機市場に参入。DirectXなどのPC技術を投入することで差別化を図り、オンラインゲームの隆盛とともに存在感を高めてきました。現在はソニーと覇を競う存在となっています。

Xbox(2002)

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Xboxは2001年に発売を開始し、2002年に日本でも発売されました。CPUはインテル製、GPUはNVIDIA製のものを採用、HDDも標準搭載となっており高い性能を誇ります。PCアーキテクチャを採用したことで、開発環境の統一やマルチプラットフォーム展開を容易にしました。

Xbox 360(2005)

Evan-Amos – 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=50732829による

2005年に日本で発売されたXbox 360は「360°すべてのエンターテインメントを体験できる」がコンセプトの次世代機です。Xbox Liveを本格展開し、オンラインゲームやダウンロードコンテンツの充実に力を入れました。

Xbox One(2014)

Evan-Amos – 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=43500884による

Xbox Oneは2014年に日本で発売されました。テレビ番組の視聴やSNS、ブラウジングなどマルチメディア機能を一層強化し、音声アシスタント「Kinect」にも対応。配信専用タイトルがリリースされていたものの、2020年で生産が終了しています。

Xbox Series X(2020)

Der. Bellemer – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=98185322による

Xbox Series Xは2020年から日本で発売されています。4K/120fpsでのゲームプレイ、クイックレジューム、ロード時間の高速化など、ゲーム体験の質を大幅に向上させたのが特長です。ゲームパスによるサブスクリプションモデルを推し進めているのも、新しい取り組みと言えます。

各社の歴代のゲーム機を懐かしく振り返ろう

任天堂、ソニー、セガ、マイクロソフトの4社を中心に、歴代のゲーム機を発売順に紹介してきました。任天堂のゲーム機は、1977年に発売されたカラーテレビゲームから始まり、1980年のゲーム&ウオッチ、​​1983年のファミリーコンピュータなどがありました。SONYゲーム機は、1994年に発売されたPlayStationから始まって、2000年のPlayStation 2、2004年のPlayStation Portableなどがあります。

ここで紹介した歴代のゲーム機の中には、今でも根強い人気を誇るものもあります。お手元に使わなくなったゲーム機があれば、買取を検討してみてはいかがでしょうか。

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